2013-10-30 キミのおてんき 夢を見ていました。酷くうすっぺらい色の空はいつも通りそこにいて。わんわん響く虫けら達の鳴き声も今日ばっかりはまるでみずみたい。 キミは立っていました。いつも通りどうしようもないほどの屈託のない笑顔で。 キミは絶っていました。大きな世界の、小さな存在を。 キミは裁っていました。大きな鋏は存在を否定してまるで布切れのように。 君はキミはきみは?本当に存在しているのかなもう、気がついているんでしょうこれは夢なんかじゃあない。 うそつきは 誰でしょうか。 砂