不漁ジャム

しじみの香りの入浴剤が砂の中に埋もれている。

髪が短くてもさ寒い朝に顔を洗って袖が濡れちゃうようなそんな日々がさ眠くても毎日毎日毎日毎日毎日見るの現実を忘れるな過去を期待するな未来を呼び戻してあの子を女顔でもさバカな期待はしないそうお決まりのパターンだがきっとこれがいちばんわかってるでしょやはりいつの時代もニンゲンはひとり当たり前でしょいくら恋人同士がひとつになりたいと願っても無駄でしかない思考回路ですらそれをつながない感情の過多70億分の1ただの偶然を運命と言うのはいかがなものか溶けるガラスも割れないコンタクトれ?ずを凍えるように髪をかきあげるそうしてそうしてそうやってどうにか耐えるしかない日々耐える辛抱我慢辛抱我慢辛抱我慢辛抱我慢やってらんねーって投げ出して、それでおまえの人生は終わり死んでくれ頼むからわたしの精神の安息と安らぎのために
アーメン