不漁ジャム

しじみの香りの入浴剤が砂の中に埋もれている。

王様の朝

ごめんよ、きみのこと嫌いになっちゃったよ

憎いのか悲しいのか怒ってるのかうれしいのか
結構単純な思考回路だから
でも単純なのがいくつも絡んでよくわからないことになってますよ
タイヤキをたべた
買って来てくれたの出たくないわたしのために
まわりはそんなに甘くないから
なかはあまあまのドロドロで歯が溶けそうでさー
それが妙におもうのだ
お金をつかうのに罪悪感が生まれるのとは、同じようで違うかもしれないです
つまりそれは詰んだかも
そんなに甘くないから
そんなに都合よくないから
ずっとこのままでいいよ
きみがいないだけで楽なのよ
信じたくないかもしれないけど、ほんとうのこと
でも同様にきみはそう思ってるでしょうね
いつもいつも、ちがうでしょ
そんなんじゃないよ言いたいの
わたしの思ってることが伝わらない
ばかなんですか
もうよくわからないよ
楽しい、も、嬉しいも、ぜんぶ嘘でもなんでも言えるから
言い訳も言えるね
だから罪悪感わいてる?
そんなわけないよね、そらそーだよ
それってわざと????
でもしょうがないことだよ
それもそうですが、やっぱり我慢なんてできない
どうしてだ
それってすごくうそつきだ
顔もみたくないね…
やっぱり嫌いなんかじゃ、ないはずなんだけど
避けてしまおうぞ

あんなに大事にしてた
取られまいと大事にかかえこんでた
みずからそれを捨てたがってるきみがいるんです
過去も未来も捨てたがってる気がするな
きみはこんなに甘くないから、
勘違いも甚だしいな
もう嫌いだぞ
俗に言うあっかんべー